トム・リピンスキー
Tom Lipinski
- 年 - 月 - 日
アメリカ合衆国出身 たぶん
本名: -
身長: -

■こいつのせいだ!■

TITLE: ザ・フォロイング (The Following / 2013 - )
NAME: チャーリー

まず最初に、このコーナーに書いた人で、ここまでデータの無い人がいままで居ただろうか、いや完全に明瞭に端的にいねーよ
という話なんですが…

彼はアメリカの俳優ってだけであとは全然わからんのです。Wikipediaのページもない、てのは他の役者でもあったが、IMDbにも生年月日などの情報が載っていない。
なのでほぼわからん状態で、いままで好きかどうか調査してるんでゲヒヒィなどの発言をブログでしていましたが、もう好きだと言います。好きだなうん。

で、チャーリーくんの話に入ろう、やっとのことで。

僕は『ザ・フォロイング』てドラマを、最初はつまらんかなあと思っていたんだが、奇妙な三角関係キャラクターに興味をひかれ、その次に孤独な人間に対する描写の秀逸さに感動してだんだん好きになった。
フォロイングには様々な事情で孤独であり疎外されている人が出てくるんだが、最も印象深かったのが、このチャーリー、であったわけです。

ケヴィン・ベーコンが演じる主人公の敵、ジョー・キャロルのフォロワーで、元軍人、いちおうIT担当。
フォロワーとしてミッションのため人を傷つけることに躊躇せず、戦闘やITの高いスキルを持ってるのは強みなんだが、一方で、その過激さが外方向に行くのと同じくらい内面にも向かっているのが彼の大きな問題のように思われる。
たぶん女性相手には奥手を通り越して破滅的なセンスしかない。
まあようするにシャイだがそんな表現はかわいすぎるよな、というくらい内省的部分が歪んでいる。

だが、それが彼をただの凶暴な人間ではなくしているんであり、そこが好きになりました。
そしてびっくりするような事をしちゃうんですよ。たぶん彼を好きかどうかに関わらず、印象的なびっくり行動だったと思います視聴者にとっては。

そのせいで僕はもうキャラが好きとかを通り越して「チャーリーになりたい」とか言い出し、あまりにもその思いが強すぎてチャーリーというキャラにうなされそうになり、演じた役者はすごい、と思い至る。

真面目くさった髪型で緊張感のある顔をして、こわい顔で人を睨んで、人付き合い下手なチャーリーを気迫たっぷりに演じているトム・リピンスキーとは、何者だってことで。

■そういうとこが好きだ■

ああリピンスキー、その神経質そうな雰囲気、ただよう孤独感、なんともいえない(チャーリーの幻影がぜんぜん離れていないもよう)

というのには半分冗談で浸っておくとして…
まだあんまり出演作を見てないんで難しいとこではあるが、最初にこの人を見て思ったのが「なんだこのヴァルカン人みたいな人は」
また冗談なのか、いや違うんだ。

ヴァルカンっていうのはスタートレックに出てくる異種族の名前で、カーク船長の宇宙大作戦でいうとスポックです。てか最近映画やってるからみんなわかるか、そうか悪いことしたな(なんですか)
ともかくも、彼はなにもしてないのに既にヴァルカン人ぽい。
キリリとした眉毛や、耳の形、骨格のシャープさとか、もうヴァルカン人要素しかないじゃないか、とドラマに身が入らないくらい気になる(笑)
とにかく僕はヴァルカン人が好きなんで、ほんとうに最初はそれで覚えたというかんじではある。

だからそのヴァルカン風貌は好きです。すごく。

あと人を睨むときの表情に味がある。もともと顔がちょっと怖いんだが、怒りの目つき!悲しみの目つき!孤独の目つき!
そういうネガティブな表情で勝負するなら2014年いちばんホットなのはこいつだ、という力量です(どんな勝負だ)

そしてアホかというくらい古くさいスタイルの服が似合います。

2010年から2011年の間に筋トレあるいは減量をした、と確信するほどけっこう身体的変化があるので、推測だが努力してるんだなあというのも好感。
しかも断然に絞った後のほうがかっこいいです。まだ若いし。おじさんなら僕は大いに許すが、今はたるんでる場合じゃないぜ。

とにかくなんというか、彼にはビビッと感じるものがあるというか、派手な役者ではないけど雰囲気もあると思われるし、この感覚が間違いでないことを祈るばかりです(最後祈りかよ)

Tom Lipinski - IMDb

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