■こいつのせいだ!■
TITLE: エア・フォース・ワン (Air Force One / 1997)
NAME: イワン・コルシュノフ
ゲイリー・オールドマンという存在には長年親しんできたものの、真剣に「かわいいなこの人!」と思ったのはやっぱりイワン・コルシュノフです。 僕けっこう最近まで『エア・フォース・ワン』見たことなかったんです…いや、ほんと…謝ればいいんですか?(落ち着け)
コルシュノフにグッとやられたところはやっぱ…祖国万歳の典型的おそろしテロリストなとこですかね。 そしてそれをイギリス人のゲイリーさんがやるっていうのがね、いいじゃないですか。 イギリス人だろっていうのが最初はあっても、もうあの気迫には負けます。 『レオン』のスタンスフィールドも相当ブチキレますが、コルシュノフは最初穏やかなところからのブチキレがほんと素晴らしくて泣けます。 しかもこの『エア・フォース・ワン』という映画は緊迫感が続くハラハラ映画なので、そこであの怒りの演技を見せられるとドキッとする度倍増なわけで、さらにブチキレが引き立つっていう、ね。ほんとブチキレられたい。
そして一番「うわはああああああああああああああだめじゃあああああああああ」ってテンションがあがってしまったところは、コルシュノフが大統領の娘の頬を撫でるところですよね。 これで完全にコルシュノフにやられちまいました。
■そういうとこが好きだ■
一番魅了してくれる部分といえば、なんといってもブチキレ演技です。 ゲイリーさんといえばこれだと思ってます。 一時期は悪役をやりたくねぇんだよ俺はもうそんなの飽きたんだよ馬鹿プロデューサーに馬鹿監督に馬鹿キャスティングめがああああ!!っていうかんじのゲイリーさんを、そうか…かわいそう(´;ω;`)、と思って擁護してあげようなんて思ってた時もあったんですが、ですが… やっぱりあなたはブチィッとキレて叫びまくって汗を垂らして髪を乱れさせてるほうがかっこいいですよ、っていう事実(事実?)に気付いたんですよね…すまないゲイリーさん。 でもほんとうにゲイリーさんのブチキレ演技は天才的です。
Gary Oldman - IMDb 前へ戻る |