ウィリアム・フィクナー
William Fichtner
1956年11月27日
アメリカ合衆国 ニューヨーク州ロングアイランド生まれ
本名:ウィリアム・エドワード・フィクナー
身長:184cm

■こいつのせいだ!■

TITLE: プリズン・ブレイク(Prison Break / 2005-2009)
NAME: アレックス・マホーン

出てきたばかりの頃はむかつきました。「てめぇこんにゃろおおおおお!!!」と怒ってました真剣に。
でも、でも…しょうがないっすよこれ、嫌いでいられねぇよマホーンのことを。
誰が嫌いになれるっていうんだマホーンのことを。
マホーンのことをっっ!ウワッッホイ!(はしゃぐな)

というわけであの疲弊しきった表情と一生贖罪みたいな、いわゆる影のあるキャラクターそのもの、という部分、そしてスーツ!これにやられましたね。
ただのスーツじゃない、FBI捜査官のスーツですよ(なんか違うのか)
まぁそれは冗談として、傷ついた心+頭いい+大人の冷静さ+スーツ
え…?他に何かいるの?え…食事?いらないよ。

…くらいのことですから!
僕みたいな人間を釣るために生まれ出でたキャラとしか思えない。

■そういうとこが好きだ■

あまりそればっかり言ってすみません…いやほんとすみませんですが、ウィリアム・フィクナーといえばスーツが似合うというのがほんと得点が高いです。
鋭く冷たい視線と、長身、しっかりした肩幅、もう、お前ずっとスーツ着てろ、ってくらい似合ってます。
しかし、しかし、気性の荒い粗野な人間をやってもかっこいいんですね。
白Tシャツ一枚でもかっこいいんです。

頭のいい役ばっかやるんだろうなーと思いきや、どんな役でも100%の状態で素晴らしく演じちゃうので、その変わり身にかなり魅了されたところはあります。
外見はまったく似てないのですが、タイプ的にはエドワード・ノートンに似てるかもしれません。
二人とも様々な種類の性格を演じることが出来て、精神が若干軋んでいる雰囲気を出すのがうまいので演技に深みがある。

しかしエドワード・ノートンの演技はどっちかというと病み方が芸術家ってかんじかと思います。
エドの演じ方はかなり不安定だということが表に出ていて、人格の繊細さに起因する病み方をしてる、という印象を受けますが、ウィリアム・フィクナーの演技から感じるのは、普通に生きることが望みの一般的人間が、なにかをきっかけに精神ダメージをうけて立ち直れなくなっているという、そういうかんじの病み方だと思います。

エドの演技や演じるキャラクターに多く感じるのはなにがあったから、とかじゃなくて知らぬうちにスローに自然に病んでる人物像であり、フィクナーさんはなにか衝撃的な出来事をきっかけに病んでしまう不幸な人物。
これは二人の外見や年齢差、そして役者自身の持ってる基本的な性質も影響しているかもしれませんが、こういった演技の分類が出来るんじゃないかなと今、突然思った次第です。

とにかく、僕のわけのわからない分類は焼却炉に放り込むにしても、そういった病みを表現できる役者さんてのはとても好きなわけなんですよ。
つまり、ウィリアム・フィクナーの病み演技、まどろみ視線好きだ、ってことですよ(最初からそう言え)
…不器用でごめん(許さん(^ω^))

William Fichtner - IMDb

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